「アノマロカリス」が絶滅した謎、それは「食物連鎖の頂点」に君臨していたから???・・・

2013-09-25

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先日、テレビの「Qさま」というクイズ番組を見ていて、東京の高校生が「ある想像図」を見て、「アノマロカリス」という正しい名前を答えていて、ちょっとビックリしたんですが、この生物に興味を抱いている高校生がいるんだと嬉しくなりました。

アノマロカリスは約5億2,500万~約5億0,500万年前(古生代カンブリア紀)の海に棲息していた捕食性動物で、カンブリア紀最大の動物であったと言われていて、当時の頂点捕食者(生態ピラミッドの最高次消費者・食物連鎖の頂点に君臨していた生物)であったと考えられています。
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 当時発掘された部分化石の特徴から、1892年に「anomalo- (奇妙な) + caris (エビ)」=「奇妙なエビ」との意味で Anomalocaris (アノマロカリス)という学名を与えられているんですが、中国語でも読んで字のごとく「奇蝦」(きか=奇妙なエビ)と呼ばれています。

でも、食物連鎖の頂点に君臨していた生物が「氷河期」でもない時代に何故絶滅してしまったのか?・・・・・・・この謎を解く鍵は、現代人のまさに「食物連鎖の頂点」に君臨している「ホモサピエンス」という種族の生き方を観察していると少なからず「推測」できるような気がしてきます。かつて白亜紀(1億5500万年~6500万年前)の時代に、巨大な隕石が「地球」に衝突し、、大量のチリが太陽の光を長期間にわたり遮ぎったことで「氷河期」が現れ、また、「光合成」ができなくなってしまい、食物連鎖の鎖が断ち切られて、その時代の「食物連鎖の頂点」にいた恐竜は絶滅してしまったのは、明らかに科学的に証明されてきた「事実」と言えるのです。でも地球が「氷河期」を体験しながらも、今、様々な生物が地球上に繁栄しているのですが、氷河期でさえ30%の生物が生き残り続けたということは「生命の凄さと生き物の知恵と適応力の強さ」を感じてしまいます。

オーストリアの動物行動学者だったコンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)( 1903年~1989年)は、「刷り込み」の研究者で知られています。様々な種類の生物を自宅で飼育していたことでも有名ですが、卵から生まれたハイイロガン(雁)を飼っていて、生まれて最初に出会ったコンラート・ローレンツを母親と勘違いして付きまとわれたという経験から「刷り込み」という動物独自の行動パターンを学問的に立証したのですが、「近代動物行動学」を確立した人物の一人として、多くの人々に認知されています。

 彼が、その著書「ソロモンの指環」に書き表わしていますが、本来は動物は「食物連鎖」の中での立ち位置を本能的に理解していて、あの「百獣の王」と呼ばれている「ライオン」でさえも、自分の空腹を満たせば、それ以上の殺戮は決してしようとしないし、草食系の動物でさえ、木の実を獲り尽したり、食べつくしたりしないのです。子孫の為に「食べもの」を残しておくことの必要性を本能の中で正しく理解しているのです。

 ところが、この「ホモサピエンス」という生き物は、この食物連鎖のバランスを全く理解できず、「殺しつくす」「獲りつくす」「食べつくす」ことに歯止めがなかなかかけられない生き物で、また反面、「鯨」という海洋の最大の生物を「動物愛護」とか「ヒューマニズム」という大義名分で守り続け、まさに「頂点捕食者」に人為的にしてしまっているのですが、「捕鯨の歴史」はノルウェーでは紀元前3000年と言われているし、日本の縄文遺跡から鯨の骨が出土しているのです。世界でもカナダのイヌイット、アラスカのエスキモー、グリーンランドの先住民族など多くの人間が、「捕鯨」を生き続ける手段として、昔から引き継いでいるのです。鯨を単純に「頂点捕食者」にして、鯨の天敵が全くいない、鯨を食べる生き物がいないという環境にしてしまうと、必ず、海の生物は鯨に「食べつくされて」しまうはずです。それは、結果的に人類の存続にもかかわってくる重大な事柄なのです。・・・といっても、私には、現在、世界中にどれだけの「鯨」が生育しているか正確には知らないです。日本でも「調査捕鯨」という名目で、年間に1000頭以上の鯨を捕獲していることは事実ですからね。

 ところで、本題に戻りますが、「アノマロカリス」が温暖な古生代に絶滅してしまった理由は、ただただ本能の中で「殺しつくすこと」「獲りつくすこと」「食べつくすこと」に対しての「歯止め」が効かなくなってしまったからだと想像しています。人間の「食欲」における欲望はなかなかコントロールすることが困難になってきています。料理人・シェフと呼ばれている人達は、ますます「食材の味」を活かした料理の腕を磨き、消費者はますます、その味に魅了されてしまっている。世界中の人間に「均等に食料が配分される」状況になれば、その限界は40億人と言われています。「子供たちの飢餓」が世界中にあって、「世界規模での格差社会」があるがゆえに生き延びることができている人間が、日本という国を構成しています。「アノマロカリス」はまさに格差社会の頂点にいたんですから。

 ホモサピエンスは本能のどこかで「殺しつくすこと」「獲りつくすこと」「食べつくすこと」が人類の滅亡・絶滅につながることを感知できているはずです。「宗教問題」「領土問題」の先には「食糧問題」が間違いなく危機的状況を作り出すは十分に予見されます。植物は二酸化炭素を利用して「光合成」で「酸素」を作り出しています。実は植物も酸素を必要としていて、植物が残してくれた「酸素」を、人間を含めた他の生物が利用させてもらっているだけのことなんです。人工的に「光合成」と同じ反応を作り出そうとすると「莫大な電力」が必要とするんです。・・・・・・ということは、アマゾンの森林を伐採して、地球上の酸素の絶対量が少なくなれば、今度は「酸素問題」が待ち構えています。
 
 ホモサピエンスは本当に「絶滅」の危機を乗り越えることができるのでしょうか。

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PS:世界中に「アノマロカリス」の研究者がいますが、2010年の学会発表では、アノマロカリスは食物連鎖の頂点にいた生き物ではなかったという説が出されたことがあります。
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by taira710 | 2013-09-25 20:38 | Comments(0)
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