地球の環境をいかに守るか・・「正しい方向」にベクトル変換!!

2013-10-17

アンパンマンの生みの親の生き様・・・そして「変節」「転向」「宗旨替え」・・・・・ 

数年前に友人の子供と一緒に横浜にあるアンパンマンミュージアムに遊びに行った事がある。その子供はもう小学校1年生になってしまっている。勿論、今でも「アンパンマン」が大好きである。年月が経つのは早い早いと思いながら、時間を止める術を知らない。やなせたかし、本名「柳瀬嵩」さんは94歳まで長生きされた。「一病息災」という言葉があるが、白内障に尿路結石・糖尿病に膀胱がん・・・・自分のことを「十病人(重病人)」と言葉遊びをされるほど、最後まで自然体で大らかな人生を送られた。病気は嫌だけど、「気概」は少しでも見習いたいなあと思っている。

 実は以前からブログ原稿として「投稿」したかった「テーマ」がある。それは、最近「元首相・小泉純一郎」の反原発・原発ゼロというメッセージ報道の際に使われている「変節」という言葉であり、歴史的に共産主義者が「転向」したり、キリシタンが弾圧されて「宗旨替え」をするといった、人間の生きる過程における「重大な価値観の転換」に関することである。

 「変節」とは国語辞典によると「それまで守り通してきた主義主張を変えること」とある。ところが、この変節という言葉は「節操がない」というように非難・批判的に使用されることが多い。しかし、あれだけ自民党党首時代に「安全な原発推進論者」だった小泉氏が、福島の原発事故の重大さを知り、フィンランドのオンカロ放射性廃棄物「最終処分場」の視察に行き、「今までの己が考えていた浅薄な原発に対する認識の甘さ」に気づき、自分なりに勉強して、「今までの主張は誤りだった。日本は環境を汚染しない自然エネルギーへの転換を政府が率先し舵取りをすべきだ!」と主張している。小泉氏の発言の、一体どこが節操がないのか・・・・私にとっては、ストレスに感じるのは「この極めて当たり前の理屈」を未だに理解できない政治家が自民党にウジャウジャいることである。

 今までも、「放射性汚染水」のことをブログに書きました。でも、本当に【原子力発電所】が作り出す放射性廃棄物の「量」は尋常ではないんですよ。福島のあの汚染水の「タンクの数」と同じように,稼動を続ける限りにおいて増え続けるのです。1993年に「全面禁止」が成立するまで、一体どれだけの量の「放射性廃棄物」が海に投棄されてきたことか・・・・13カ国もの国が「海洋投棄」を当たり前に行ってきたのです。放射性廃棄物も燃料棒から「放射能防御服」まで・・・・「廃炉」にしても、原子力発電を構成している建造物はほとんど【放射性廃棄物】になるんです。ついでに放射性物質の「半減期」はその言葉通り「1/2」を繰り返し続けていくだけで、いつまでも「ゼロ」にはならないんです。原発のような「悪循環を繰り返す人類を絶滅に導くパンドラの箱物」を稼動し続けたり、海外に輸出しようとすることを「良し」とする政治家ども、電力会社の中枢、原発擁護論者はつくづく「バカ」だと思います。彼らは「変節」なんてレベルではなくて、「原発が生み出す金の亡者」としか言えないですね。

やなせたかしさんは1941年に徴兵されて日中戦争に出征し、幹部候補生として中国人向けの宣伝ビラを作成したり、日本が引き起こした戦争を正当化するような「創作紙芝居」を作って地元民向けに演じた時期があります。「銃」を使って人を殺すことはなかったですが、自らの活動としては戦争に加担されていたのです。しかし、復員後、戦争中の食糧難に苦しんだ経験や、実の弟が戦死してしまった悲しみを体験し、「反戦意識」が強く芽生え、人間は決して「戦争してはならない」「本当に正しい正義とは、自分を犠牲にしてとる行動にこそある」という自己犠牲の精神を強くアピールしたのです。

 その自己犠牲の精神が「アンパンマン」の活躍の精神に「絵」として再生されたのです。空腹で苦しんでいる人に、自分の身体の一部を食べてもらって「飢え」を凌いでもらう・・・・当時の大人には、この精神の素晴らしさは届きませんでした。でも、子供たちにとってはまさに「ヒーロー」の誕生です。
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 「転向」「宗旨替え」は歴史的に多くの「犠牲」を生み出してきました。軍国主義時代に行われ続けていた、いわゆる「レッドパージ」はナチスの行ってきた「ユダヤ人狩り」と何ら変わりがありません。どれだけの共産党員が「拷問」に掛けられ苦しめ続けられたか・・・・・江戸時代に行われ続けた「キリスト教徒に対する弾圧」も、「日本の歴史でこんなにもひどい宗教弾圧が行われていたの」と驚くくらい酷い弾圧が行われたのです。そんな拷問を受けながら「転向」してしまった人たち、「宗旨替え」をしてしまった人たちを非難も批判もする資格なんて私にはないですが、原発推進派から脱原発・原発ゼロのように「間違った方向」から「正しい方向」への「方向転換」は、人間である限り、大いにするべきだと思います。こんな場合の適切な言葉はないのでしょうか。「改善」という言葉は「良き方向に改める」と言う事ですから、「改善された」ということでしょうか。

 いつの時代も「為政者」は正しい道を進むことは少ないです。反体制派で「革命の闘士」として活躍しても、「権力」を握ってしまうと「タチの悪いただの人」になってしまうんですよね。「良心」をかなぐり捨ててでも、「金の亡者」でいる方が、きっと数倍「楽」なんでしょう。安倍晋三さんに「自己犠牲の精神」があるとはとても思えないですからね。

マザーテレサのように、あるいはレバノンでアラブ難民のために活動し続けている日本人女性のように、「誰かが犠牲になっている状況を見過ごすことができない」「傍観者でいることが耐えられない」「人間としての良心が見過ごすことができない」・・・そのような素晴らしい人たちは、すでに「行動」してしまっているんです。
常に「物事の正しいベクトル」が分かるんでしょうね。とてもじゃないが真似はできないけど。

 そんなことを考えながら、今朝、中学校に出勤していて、太田三丁目にあるホームメイド・ベーカリー「Chardon」で、できたての「アンパンマン」を見つけました。チョコレートで顔が描かれていて、中は粒アンで一杯です。一番最初にアンパンマンの「まるい鼻」にかぶりついてしまいました。・・・こんな人間に自己犠牲の精神なんてあるわけないですよね。でも、絶対に「自己の良心」に鑑みて、【許せないこと】【見過ごすことができないこと】【放置してはならないこと】には【人間としての声】を挙げるべきだと思っています。

 人間は「完全」な生き物では決してありません。間違いもいっぱいします。価値観も多様性があり、立場が異なれば、全く反対の視点で物を見るわけですから、難しいということは分かります。でも、福島であれだけの「犠牲者」「被災者」を出してしまった「原子力発電のメルトダウン」という事故・・・・チェルノブイリ・スリーマイル・・・一体どれだけ「事故」と「犠牲者」を積み重ねていけば、あなた方の言う「変節」を経て正しい方向に舵を切っていただけるんでしょうかね・・・・・そんな難しいこと違いまっせ!!!

PS:最近のブログで、ちょっと自分なりに気になっていたことがあった。「衒学的」(げんがくてき)、学問のあることをひけらかし自慢するという、とても嫌なタイプ、あるいは知りもしないのに「知ったかぶり」をする態度。どちらも「誤解」されてそのように思われるとイヤだなあと思っていた。そんな折、私の職場の支援学級の中で、そんな気持ちを「氷解」させてくれる嬉しい一冊に出会った。それが1999年に初版出版されている「小泉吉宏さん」の「ブッタとシッタカブッタ:なあんでもないよ」という本、「無知なブッタ」と「知ったかぶりをするシッタカブッタ」と【何でも見通しているブッダ(仏陀)】が登場する「笑えて、そして勉強になる」哲学のような不思議な本。「可愛いブタ」が主人公だから、本当にイイ!!!!
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by taira710 | 2013-10-17 21:42 | Comments(0)
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