顕微鏡・望遠鏡の発明は、人間の思考過程さえも変革した・・と思う!


 

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【鳥瞰図的視野】から【虫瞰図的視野】・・・
天体望遠鏡と「顕微鏡」を発明した人の貢献度は・・・


 


人生を生きるにおいて、「視野を広く持つ」ことの重要性を指摘されることは「常識」になっているが、人間が「等身大のサイズ」で物事を見ているだけでは、なかなか「事象の真実」を見通すことは難しいと思う。そのような話しをする時に、看護学校の講師だった頃の私は、看護師を目指していた若者たちに「人生の教訓」として話していたことがある。それは「「鳥瞰図的視野」と「虫瞰図的視野」を併せ持つことの「重要性」である084.gif


 


「鳥瞰図的視野」というのは「瞰」という字が難しいので、意味が分かりづらいが「観る」という意味がある。ということは「空を飛ぶ鳥になったように、高く広い視野で物事を見ること」を意味している。看護師という仕事は、「患者さん」という人間相手の仕事なので「近視眼的」に観てばかりいると、全体像を見失い、一番優先度の高いケアが見失われがちになる。看護過程における「アセスメント」という概念と大きくリンクしていて、とても重要な思考過程である。「看護」は「落ちこぼれ」を決して作っては意味がない職業だから・・・・・。


 


鳥瞰図と言えば、空を見上げてしまう。なかなか「鳥」になった気分に気分や思考回路を移行させていくのは難しい。パラセーリングやパラグライダーを経験したが「あんなに気持ち良い事」はなかなか経験できないが、空を飛んでいる時は、その事に夢中になり過ぎて、「物の見方」を考える余裕はない。大きな視野で物を見るためには・・・これには「知識と経験」の双方が必要とされるので、看護実習程度の実地体験では簡単には身につけることはできないが、「私の伝えたい趣旨」は何となく分かってくれていたのではないだろうかと思っている?


 


「虫瞰図的視野」というのはアニメーション映画「アンツ」とか「借りぐらしのアリエッティー」「アーサーとミニモイの不思議な国」の世界のように、自分が小さくなって、立場を変えて、自分自身を客観的に見ることの重要性や、小さくなると、肉眼では見れない様々な物事の「裏側」や「詳細な真実」が見れることがあるからです。【双方向】という言葉がありますが、【垂直思考】とも言えそうな感じ・・・丁度「砂時計」のように真ん中だけが括れていて、上下にいろんな真実が詰まっている。どちらから観ても真実はひとつのはずなのに、違って見えることがほとんどである。特に「人間の精神・こころ」などは、とても微妙な課題で、鳥瞰図的視野と虫瞰図的視野での観察は【患者さんの全体像把握】には必要不可欠であると伝えた覚えがある。

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実はここまでは前置きで、本当はとても気になっている「課題」がある。私たちは、必ず理科の時間に顕微鏡を覗かせてもらったり、双眼鏡や天体望遠鏡が欲しくて欲しくて憧れた時期がある。そんな記憶の中で、「顕微鏡」は一体どんな経過を経て【発明】されることになったのか・・・とても「興味」を持ってしまったのです。つまり「虫瞰図的」視野で、肉眼で見えないものを見てみたいという思いがとても強く願望としてありました。学校での理科の時間は、「花粉」だったり「ミドリムシ」「ゾウリムシ」だったりしました。でも、本当に観たかったものはもっと別の物でした。私は「精通現象」が自分の身体に発現してから「ザーメン」を顕微鏡で観たくて見たくて仕方がなかった時期がありますが、やはり顕微鏡を手に入れるだけの資金力が無かったし、「検体採取」がなかなかいつでもどこでもできるという物ではなかったので、・・・・結局、現在に至るまで、できた試しがありません。男子だけの性教育の時間にでも私はちゃんと「生命の不思議」として観察させて欲しかったし、見せて欲しかったと未だに思っています。


 


顕微鏡の発明者は「ヤンセン」とも「レーウェンフック」とも言われています。そもそも顕微鏡は凸レンズの組み合わせでできているんですが、凸レンズというところの「虫眼鏡」はいつ頃できたんでしょうか。調べて見ると、何と「紀元前6世紀」と推測されるイラクの遺跡で「装身具」として扱われていたレンズが発掘されていますし、その1世紀後の紀元前5世紀のエジプトの遺跡に象形文字として「虫眼鏡」のことが記載されているそうです。ヨーロッパの中世は「科学の暗黒の時代」と言われていて、科学の進歩は見られず、主にイスラム圏で発達したのですが、レンズが存在していても「顕微鏡」や「望遠鏡」の発明はなかなかされなかったのです。そもそもレンズの材料の【ガラス】にも歴史があって、紀元前4000年以上前からエジプトやメソポタミアで製造されていますが、装身具の「ビーズ」のようなものでした。その後も様々な技術革新がありましたが、「レンズ」に欠かせない【条件】、つまり「透明なガラス製法」が発明されるのが、何と1670年代なんです。・・・・・・・・・今は、本当に一応「何でも揃っている時代」になってしまいましたが、どんなものにも「発明に至る歴史」が存在していることにもっと「興味・関心」を持ってもらいたいですね。


 


レーウェンフックはオランダの商人の息子で「科学」に関して専門教育を受けたわけではありません。彼の「科学的心」は「強い好奇心の塊」だったからだと思っています。彼は丸いガラスが偶然に物を拡大することを見つけ、それを2つ繋げるともっと大きく見えることに気づいたんでしょう。そして、彼の好奇心はますます膨れ上がっていきます。その時の彼の興奮がどんなものだったか、想像するに余りある気持ちになってしまいます。最初は身近なものを拡大して愉しみます。次はそして1674年に池の水を観察して、「微生物」が存在し繁殖することも発見したのです。私はレーウェンフックが1677年に自分の「精子」を顕微鏡で発見した時は「どんな驚きと気持ち」になったのか、本当にインタビューしてみたいです。血液を観察したのも彼が最初です。【この事実】ひとつひとつがレーウェンフックという人物にとても関心を持たせたのです。その後は「光学顕微鏡」「電子顕微鏡」と倍率と【解像度(分解能)】を上げていく努力が続けられています。光学顕微鏡は可視光線を利用しているので、もう2000倍が限界倍率です。理論的には解像度を無視すれば倍率だけは無限大に可能なのですが、何が見えているか分からなければ意味がないんですよね。



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同じような原理で「望遠鏡」は発明されました。「遠くが近くに見える」というのも感動があります。誰が発明したかはここでは触れないですが、【双眼鏡】はきっと「両目」で見える方が見やすいということで、望遠鏡を2つ繋げたんだと思います。天体望遠鏡は対物レンズの口径のサイズによって、その倍率は単純比例していきます。現在は世界最大と言われている望遠鏡は、アメリカハワイ州にあるケック望遠鏡で、10m鏡を2枚用いています。設置場所も限定され、4000メートル以上の山頂で、空気が薄くて澄んでいて、地上の人工的な光が及ばない場所が選ばれています。そして、X線、紫外線、赤外線、電波の全波長帯で宇宙の大規模構造を観測しようというプロジェクトが推進されています。天体観測史上最遠となる1288000万光年離れた「銀河」を発見することができたりしているのです。・・・・・凄いですね。そして、米国、日本、カナダ、中国、インド5カ国が協力してハワイに建設中である世界最大の次世代天体望遠鏡「Thirty Meter Telescope(=30メートル望遠鏡;略称TMT)」は宇宙の成り立ちを解明し、宇宙空間を満たす「暗黒物質」についても調べる予定で、2021年度の完成を目指しているとのことです。天体望遠鏡で「宇宙人」「宇宙生物」のリアルな存在が確認される日が来るかもしれません。


 


顕微鏡にしろ望遠鏡にしろ・その【存在】は・・・人間の「肉眼」というものは極めて「限界」があって、世の中の様々な存在・事象のほんのほんの【一部】しか見えていないということを「証明」しているようなものです。「真実を見通す力」なんてよく耳にしますが、一体どこまで【真実】が見えているんでしょうか。私が看護学生に話していた鳥瞰図的視野と虫瞰図的視野という言葉で表してみたかったのは、このようなことなんです。本当に【真実】を探求するのには大変な努力と継続し続ける「研究心」がなければ探し出すことができない。安易に生きようとすればするほど、人間は「真実」から遠ざかっていくのです。


 


 人間は自分の一生をかけても宇宙の全てを理解することはできません。でも、ひとりひとりが歴史の中で努力をし続けることで、今までの歴史が示してきているように、新しいものが【発明】され新しい世界が「発見」されるのです。「平和」「自由」も同じだと思います。平和も自由も人間が希求する努力をし続けることによって、達成されるものだと思います。自分一人の力に慢心するのではなく、「無力な自分」でもひとり分の力を発揮する。そのような人達が増えて、歴史的な積み重ねをし続けることによって、「かけがえのない何か」がきっと得られるのだと思います。原子力発電の【未完成で未熟で危険極まりない】技術を輸出して外貨を稼ごうとする【目先のあぶく銭】を追い求めるような政治は、決して人類を幸せにはしないでしょう。


 


 日本人こそ、今、人類の幸せにとって必要な何かを生み出せる【チャンスの時期】にいるのだと思います。地球温暖化を推し進めている企業に関しての「必要な規制」を徹底し「空気・酸素」を清浄に保てるようにサポートし、海・川・湖などの【水】を生み出す自然を守り、酸素を生み出す森林・みどりの自然を守り、「教育」の裾野を広げて、ミサイルや劣化ウラン弾のような武器ではなく【言葉】でお互いに平和を追求できるように・・・そんな活動の中心的な役割を日本人が果たしていく。そんな「夢」を思い描いてくれるような若者たちが、次世代の日本を背負ってくれるように、「微力」ながら教育の現場で頑張り続けたいと思います。


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by taira710 | 2013-11-12 15:12 | 人生をいかに生きるか! | Comments(0)
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人生は旅、仕事も遊びも旅さえも旅気分で楽しもう!!


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