私の人生は「天王山」でみんな負けてしまったという印象!!!

   

2013-12-01016.gif024.gif053.gif056.gif

 

 「天王山」は「戦い」を左右する重要な要の地、そこは美しい紅葉と「美術品」の収蔵場所!!

 

 今日は12月の最初の日曜日、先日からの約束で久しぶりに家内と【紅葉狩り】のお出かけをした。小春日和の穏やかな日差しの下、阪急大山崎駅から天王山山頂までのコースを歩いてみるつもりでした。茨木駅で電車待ちをしている時に、家内が「知子も来るんじゃないの!」と突然言い出したので、娘に電話を入れてみると夜勤明けで帰宅したばかりとのこと。「観楓(かんぷう)」のことを話すと、直ぐに行くとのこと。阪急大山崎駅で待ち合わせをして、三人揃ったところで、まずは「腹ごしらえ」。「阪急そば」で「にしんそば」などを注文して、まずは空腹感を満たす。

 

 小春日和は「冬」の季語だということを知っている人は少ない。移動性高気圧の発達する晩秋から冬にかけての暖かい日和の日々を言う。JR大山崎駅を過ぎると、もう直ぐに「天王山」への急な坂が始まるが、宝積寺や「大山崎山荘美術館」の案内板が目に入る。参道の右も左も空を見上げると、全てが色づいている。随分暖かい日々が続いていたので、12月に入っても「紅葉の色」はかなり見頃だった。大きな銀杏の樹もあちこち色づいていて、黄色の銀杏の葉っぱを手にとって、家内がそれを見て口ずさむ。
【金色の小さき鳥の形して銀杏の散るなり夕日の丘に】・・・・「与謝野晶子の歌よ。【こんじき】の小さき鳥に見えてくるから不思議ね!」
と説明してくれる。娘の知子も「ああ、気持ちいいわ!ほんまに綺麗やねえ!癒されるわ!」と繰り返し言っていた。

 

d0323161_23203665.jpg

 分岐点に差しかかって「大山崎山荘美術館に行って見ようか!」との意見に全員が賛同、美術館にたどり着くまでの景色もとても美しい。少し坂道は急だけど、ゆっくり自然を味わいながら、呼吸しながら歩む。次第に観光客の多さにビックリするし、大きな一眼レフや望遠カメラを持参している「写真愛好家」たちも目立つ。私は「観楓(かんぷう:紅葉狩りのこと)」は天気が良くて太陽の光が燦燦と照りつけてくれないと好きになれない。何故かと言うと「太陽の光」が有るのと無いのとじゃ「楓の紅色の輝き」に大きな差ができてしまう。太陽の光を透かすようにして愛でる【紅葉】が何よりも好きだ。

 

 【大山崎山荘美術館】の前には【入館料 一般900円】という表示が!・・・でも、何とも【由緒】のありそうな雰囲気、いかにも明治時代の大金持ちの実業家が造ったような【別荘】の雰囲気がある。京都嵐山には【大河内山荘】という映画俳優【大河内伝次郎】の造らせた見事な庭園があるが、規模は小さいが、きっと、それだけの値打ちがありそうな雰囲気を醸し出していた。中に一歩足を踏み入れて驚いた。何とも重厚で年輪を刻んだ色合いがあちこちに見受けられる。展示室が幾つかに分かれているが、まるで「迷路」のような造りになっている。

 

 企画展【光と灯り】と題した展示作品リストに素晴らしい芸術家の名前が列記されていた。「いやあっ!これは楽しみだ!」と期待感が膨らむ。まずは「棟方志功」の版画作品。そばには自由に座っても良い革張りのソファーがさり気なく置かれている。先を進むと建築家・安藤忠雄の設計による【夢の箱】という展示室があり紀元1世紀から18世紀の間に作られた古陶磁の芸術品が並べられている。そのひとつひとつが時代を感じさせる名品であることが分かる。私は18世紀の作品【スペイン・ラスター彩鉢】の色合いに見事に魅了されてしまった。

 

パンフレットによると、大山崎山荘は大正~昭和初期の実業家「加賀正太郎」が自ら設計した英国風別荘だったが、平成の時代に取り壊しの危機があった時、アサヒビール株式会社が「文化財保全」のための名乗りを上げたんです。そして、大山崎町と協力して、1996年【アサヒビール大山崎山荘美術館】として、朝日麦酒株式会社の初代社長の山本為三郎のコレクションが展示されるという経緯があったと記載されています。

 

一番驚いたというか【感動】させてもらったのが、これも同じく安藤忠雄設計による【地中の宝石箱】と銘打たれた地下に作られた【美術館】に展示されている作品群である。それが時価何億円もする逸品が揃っているので、もう度肝を抜かれてしまいました。まず、クロード・モネの「睡蓮」・・これは連作されているのでかなりの作品数があるらしいですが、やはり素晴らしかったですが、私は、同じモネの【エトルタの朝】はいいね!色合いが好きだなあ!!! まさか、しかし、今日・・・ヴラマンクの「花瓶の花」、ジョルジュ・ルオー「聖書の風景」ミロ「窓辺の人物」という巨匠の原画が観れる幸せに浸ることができるなんて・・・・「太陽の光に映える紅葉の色」で満足するつもりが、「極上の美」に浸ることができた。とてもとても嬉しい【瞬間】を経験できた。

 

美の競演の後は、しばし【休憩】である。何と、「大山崎山荘美術館」には美人の女性たちだけて運営されている喫茶店があります。洒落た椅子とテーブル、そして、テラスからの素晴らしい景色を眺めながら、器がまた素敵だ! !・・・ホットコーヒーはフレッシュが付いてくるが、是非「ブラック」がおすすめ、最高のドリップコーヒーが450円で味わえます。もちろん濃厚な「クリームチーズ」と相性が良いです。勿論、麦酒もワインもメニューにありますから、時間のある時は、ゆっくりされると最高だと思います。

 

美術館を堪能して、私はもっと見晴らしの良い天王山山頂に至るまでの「旗立松展望台」まで行きたかったのですが、宝積寺からの「登り」の坂の傾斜を見て、何と家内と娘が口を揃えて「お父さん,行って来たら!私たちはお寺で待ってるから!」・・・・仕方ないか!娘は夜勤明けだし、家内は暫く「膝」を痛めていたので無理強いはできない。私一人の単独行・・・・・「青木葉谷展望広場」にたどり着くだけでも、結構登りがありました。やはり高い場所、展望が広いところからの眺めは本当に好きですね。大阪平野と桂川の流れが美しく見えます。川は「蛇行」することによって本当にその美しさを強調できるんですね。

d0323161_23210419.jpg
 

宝積寺の「三重の塔」は銀杏の大木を背にして、その存在感を見せ付けていました。正面に回ると大きな山門があり、そこに金剛力士像の「二人」・・「阿吽の呼吸」と語源と言われる「阿」は「あ」と同じで「始まりの音」、そして「吽」は「うん」と同じで「終わりの音」、つまり「宇宙の始まりと終わりを表す言葉」で「一対の守護神」を表していますが、その一対の守護神が仁王門を守っていたのです。その形相は、自分の何かを見透かされているようで・・・・・・ついつい、そくさくとその場を離れてしまいました。

 

最後に、少しガイドしておきます。天王山は京都府南部の【乙訓郡】にある海抜270メートルの山ですが、大阪平野の一部にあって、とても見晴らしの良い場所にあります。近くには桂川・宇治川・木津川などの川が流れているので、昔からまさに水陸交通の要所になっています。羽柴秀吉と明智光秀が戦った場所でもあるのですが、その歴史的背景から、勝負を決める分岐点という意味で「天王山」という言葉がよく使われるようになりました。全然、関連はないですが、中学・高校時代は大阪の「天王寺」に住んでいましたし、学生時代は関西線の「王子駅」の山側でボーリング地質調査のアルバイトをしていましたし、茨木市には「天王」という地名があり,水尾小学校で「校務員」として仕事をされていたKさんが「教員試験」に合格されて、天王小学校に赴任された驚きの出来事がありました。また岐阜県美濃市にも兵庫県養父市にも「天王山」という地名があります。何故か行ってみたくなるんですよね。

 

三人とも、とても「満足」していました。TOMOKOさんとはJR大山崎駅で別れました。家内とは茨木駅で別れました。買い物があるって言ってました。私は夕方5時から「アルトサックス」のレッスンがあるので、4時までには帰宅したかったので、真っすぐ帰宅して、今、レッスン中の【ホワイトクリスマス】の楽譜の暗唱をしました。・・・・・今日も一日を有効に使えました。
        My time is my life. 私の時間は私の人生です。

 

 

 


[PR]

by taira710 | 2013-12-01 23:35 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
line

人生は旅、仕事も遊びも旅さえも旅気分で楽しもう!!


by PEACENIK平ちゃん
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31