クジラは【魚へん】に「京」と書く。何故か、バカでかい魚だと思っていたから!!

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 鯨の話・Whaleのこと・【鯨の島の少女】と「さかながこわいクジラ」から学ぶ!!

 

 大きくて空高く潮を吹き上げる地球最大の生物「クジラ」は海の魚たちにとっては、きっと憧れに違いない。地球上にある【海】をすべてわがもの顔で泳ぎまわり、繁殖行動のためにハワイと北極や南洋諸島と南極などの長距離を移動する。深海まで潜ることができ、あの「ダイオウイカ」さえも餌にするんだから凄い!まさに「海の王様」という貫禄がある。浜辺に打ちあがって絶命することもあるし、天敵シャチの餌になってしまうこともあるが、ほとんどは海底に沈み、深海魚の餌になり、海洋のバイオマス(生物資源)の循環の中に身を委ねる。そんなクジラの生態にもとても関心があるが、一方「ホエール・ウォッチング」や「クジラと一緒に大海を泳いでみたい」と言う【クジラと友達になりたい】という気持ちも強くある。クジラが人間を飲み込むとは思えないが・・・・・・

 

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 クジラのことを考えていて、こんな題名の本に出会ってしまった。「さかながこわいクジラ」という絵本である。精神科医の宮田雄吾が著し、海谷泰水がイラストを担当している。【社交不安障害・対人恐怖症】をテーマにしていて、「対人恐怖」というものが、すでに「幼児」に始まる場合があるので、そのような症状に対する対処の仕方を「絵本スタイル」で幼児が読んでも感じられるように、大人にも理解できるように作成されているようだ。さかなたちの憧れの「クジ太君」は、生まれて始めてみた大きな魚の影にビックリ、胸はドキドキ、身体は全身がブルブルわけもなく震えてしまう。怖くて怖くて洞窟の穴にもぐりこんで出て来れなくなってしまいました。大きなさかなの影とは??? 分かりやすい解説で「早期発見・早期治療」を勧めている。何ともイラストが楽しいし、「さかながこわいクジラ」という題名が秀逸だと感じてしまった。とても興味をそそられる「題名」である。

 

 以前に【クジラと食】「シーシェパード」に関連してブログの一部に書いたことがあるが、クジラは本当に種類が多いし、何かと興味深い。昭和時代の「捕鯨」の際の捕鯨船からの当時最新鋭の「モリ」の発射の瞬間などを映像で記憶している。必ずしも楽しい記憶ばかりではない。クジラが材料の小学校の「給食」の不味かったこと。「何で小学校でこんな不味いもん食べさせるんや!辛すぎるわ」と本当に思っていた。あのクジラの独特の臭み・味が子供に分かるはずも無い。鮮度も悪かったように思う。白と赤のコントラストの鯨ベーコンも比較的よく食卓に出てきた記憶がある。あの味は好きなほうだった。今は「超高級品」になっている。かなり大人になって、自分で給料を稼ぎ、友達と飲み歩くようになってから・・・というと、もう「捕鯨に関する国際条約」が成立していて、クジラの肉などは贅沢品になってしまっていた。おでんの「コロ」、酒の肴の「かわくじら・おばけ」、高級品の「尾の身」「ハリハリ鍋」はますます好きなもの、食べたいものランキングに入ってきていた。

 

 1946年、「反捕鯨」の立場でアメリカ合衆国が「国際捕鯨取締条約」を提言し、国際捕鯨委員会が設立され、最たる捕鯨王国だった日本は「資源保護」の立場から1951年に条約加入している。20128月現在、加盟国数は89カ国で、アメリカ合衆国、南アメリカの主要国、ヨーロッパの主要国は全て反捕鯨を掲げていて、49カ国に上っている。捕鯨支持派やはり伝統的に「捕鯨」を生業にしていたり、クジラを常食している国が多い。日本以外にはロシア・韓国・カンボジア・ラオス・アフリカではモロッコ・ギニア・カメルーン・タンザニアなど19カ国が捕鯨支持をしている。ヨーロッパではアイスランド・ノルウェーのみで・・・35カ国というところである。

 

 私は決して反捕鯨ではないが、人間の限りない見境の無い「欲望」を見ていると【クジラだけは絶滅種にしたくない】という気持ちがかなり強くある。マグロやタイのように、それこそ「無数」にいると思われている魚でさえも「貴重品」になっている。現代は「魚群探知機」が進化しているから、クジラなんて図体のでかい生き物は簡単に捕獲されてしまう。何らかの保護政策が無ければ、陸上の「ゾウ」「サイ」「トラ」などのように絶滅危惧種になっている猛獣は多い。「利益」になるとなれば「乱獲」はいとも簡単に心の無い輩によって引き起こされてしまう。

 

 私はクジラに「ロマン」を感じる。あの「雄大」で「巨大」で「穏やかで」そして哺乳類として子供を「母乳」で育てる。多産系ではなく、1回の妊娠で1頭しか生まれない。クジラのメスは一生に平均して12回ほど妊娠するらしいですが、妊娠期間12ヶ月、育児期間16ヶ月と言われる生物ですし、出産後の生存率は【25%】と言われています。クジラの生態は神秘的で謎に包まれているとよく言われます。40t100tもの大きさがあるのに、繁殖行動のために何とアラスカの海から4800Km離れたマウイ島周辺まで移動するというから、その生態には驚いてしまいます。「ヒート・ラン」と呼ばれる雄クジラが雌クジラに対して行う【求愛行動】は強い子孫を本能的に残したいと思っているメスに「強い雄」としての印象を与えるため、海上にブリーチングといって飛び上がったり、かなり激しい行動を取ります。繁殖期の雄の身体は傷だらけと言われています。

 

 不思議なことは、クジラは「家族」を構成しないらしいんです。母クジラと子クジラとの絆は強いんですが、雄クジラはメスが妊娠すると、他のメスを求める行動に出るんです。これは「浮気性」という表現ではなく、クジラの「存続」のために必要な本能的行動とされています。でも、先ほど「ブリーチング」という様々なクジラが行うジャンプのことを書きましたが、本当は「求愛行動」かどうかは分からないんです。皮膚に付いた寄生虫や貝殻を落としたり、一種の遊び、コミュニケーションの手段、威嚇、仲間への合図など様々な要素を含んでいます。イルカ同様、様々なパーフォーマンスが本当に楽しい生き物だと思います。

 

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 今、思い出しましたが「クジラの島の少女」(2002年公開)というなかなか感動的な映画がありました。主演はニュージーランドの13歳の「ケイシャ・キャッスル=ヒューズ」という少女で、何と第1作目でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたというほどの名演技だった。その小さな浜辺の村には、祖先の勇者「パイケア」がクジラにまたがってこの地にたどり着いたという伝説があり、代々、マオリ族の男が族長として村を守り続けてきた。しかし、悲しいことに族長の長男の妻は女の子を一人生んで死んでしまい、長男も村を去ってしまう。父親の意地で「パイケア」と名づけられた娘は祖父母に育てられるが、後継者の訓練には参加させてもらえない。そんな時、浜辺に数多くのクジラが打ちあがり瀕死の状態でもがいている。マオリ族にとっては「クジラ」は神のような存在である。・・・・そこから、彼女が後継者として祖父からも認められるドラマが始まる。【素朴なストーリー】だか、それゆえに、とても感動させてもらった記憶がある。

 

 クジラが主題の小説から映画、アニメーションから音楽まで、様々なジャンルに登場して、クジラは人を癒してくれる。クジラの事をいろいろ調べていると興味が尽きない。例えば、クジラの中でも最大なのが「シロナガスクジラ」(英語ではBlue whaleというから不思議)は超大型で何と200トンある。体重70Kgの大人の男が2868人集まった重さに匹敵する。およそ3000人のコンサートの観客を凝縮するとクジラ一頭の出来上がりなんて考えると笑ってしまう。そうそう「モビーディック」といえばメルビルの小説でも読んだし、映画でグレゴリーペックが「狂気のエイハブ船長」を演じていた。まさに鬼気迫る映画だった。【一つの主題】で楽しめるものってそんなには無いと思うが、「クジラ」は面白い。発想も展開も自由自在・・・・これからも「様々なクジラに関連した」楽しい出会いを期待している。

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 ブログの添付画像には私が読んだことも無い小説や映画が紹介している。それだけ、「クジラ・鯨」という検索だけで、何と「約228万件」の項目が出てくる。残りの人生では全てを観ることは不可能である。でも、ほんの数時間楽しむだけで、とても「クジラ世界」が広がった。これからも「鯨飲馬食」することなく、健康に留意し「虎伏 野辺 鯨の寄 浦(とらふす、のべ。くじらのよる、うら。) - や鯨が出没する様な原野や海がある様な人間の寄り付かなさそうな未開の場所に旅をして、墓石の下の【骨壷】の中に終焉の地を見出すのではなく、クジラのように「バイオマス」の一環として自分の命の終わりを自然と一体化させるような生き方ができたら満足度は高いように思う。・・・余韻は続く・・・・・

 

PS:夕食時、テレビで「上賀茂神社の武射神事」の事が放映されていた。家内は和裁が得意だし日本の琴も弾くので「弓って和美に似合いそうやな、白い装束で襷をかけて・・・」と話しかけたら、私の顔をマジマジ見ながら「同心円の的じゃなくて、タヌキの丸い赤い鼻が的になってたら、一発でど真ん中を射抜けるよ!」と言い放って笑っていた。最近、なぜか鼻のてっぺんが赤くなって困っているのに・・・

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by taira710 | 2014-01-16 21:04 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
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by PEACENIK平ちゃん
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