新保義夫と言う人物の描いた「絵」は本物の味わいがある!!

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 「芸術家」の心と味覚を見通す人、それは「キュレーター」・・・林綾野との出会い!!!

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 今、私がどうしても「手紙」を出したい女性がひとりいる。それは「キュレーター」という仕事をされている「林綾野さん」である。最初の出会いは2011年8月に【情熱大陸】という私の大好きな番組で取材されておられた。そして、翌年の2月に観賞しに行かして頂いたが、京都国際美術館で開催されていた【フェルメールからのラブレター展】の企画をされ、知名度が急上昇したプロフェッショナルである。キュレーターとは英語でcuratorと書き、美術館・博物館・図書館などの施設において、資料の鑑定や研究を行い、学術的専門知識を持って業務の管理監督を行う専門職・管理職を指し、今までよく言われていた「学芸員」のことである。Curateとは「展覧会を組織すること」という意味を持っている。しかし、キュレーターはより広い幅での動きをしていて、その研ぎ澄まされた才能を生かす専門職に位置づけられている。

 

 なぜ その女性に手紙を出したいのかと言えば、私の大好きな「フェルメール」は17世紀のオランダの芸術の黄金期の画家であったにもかかわらず、その作品は「無名」に近く、どのような人生を歩んできたのか、どのような手法で、あの精緻な作品を描きあげたのか、作品数も「35作品」と極めて少なく、多額の借金と困窮に打ちひしがれて、僅か42歳という若さで亡くなったという「謎」に満ちた画家を・・・・・19世紀の文芸評論家のテオフィール・トレが「少しは投機という邪な心がどこかにあったとしても」、フェルメールの作品の芸術的価値を見出し、論文を発表して世に知らしめ、21世紀の私たちも「その美」に触れていることが出来ていることにとても喜びを感じるからです。

 

 実は、私が2011年の4月に茨木の○○小学校に「介助員」として入職し、「ひまわり学級」の一員として支援学級に所属していた生徒の皆さんのサポートをしていました。その支援の責任者的な立場でお仕事されていたH先生が入職して1ヶ月ばかり経過した頃1枚の案内はがきを渡してくださったのですが「私の父が亡くなって、もう数ヶ月経過したんですが、生前絵が大好きでよく描いていたんです。その作品の展覧会を川端康成文学館ギャラリーでしますので、お時間がありましたら是非観に来ていらしてください」との言葉添えがありました。私は以前からこのブログでよく展覧会を観に行くことを書いていましたが、H先生が「私が絵画に興味のあること」を何故知っておられるんだろうと思ったのですが、「回顧展」ということでの短い「会期」でしたが、都合よく時間が取れたので観に行ってみました。

 

 あの時の「衝撃」は今でも忘れることが出来ません。「ええっ、この描画のテクニックは凄いなあ」「よくこれだけリアルに描けるなあ!」「この色合い・・このバランス・・・」H先生が丁度おられたので幾つか質問させていただきました。「お父さんは日展などに出品されたことがあるのですか?」「いいえ、全くそのようなことには興味が無くて、一人で熱心に描いているだけでした。どこかの絵画クラブに所属しているというような様子も無かったです」と淡々と話されるだけ。「あの、私には色調・タッチ・絵の雰囲気がフェルメールにとても似ているように感じるのですが、フェルメールはお好きでしたか?」「フェルメールは一番大好きなようでしたね」・・・「フェルメールは人物画が特徴的ですが、お父さんは人物画は描かれなかったんですか?」「父は人物画は全く描かなかったですね。静物画や何かそのあたりにある物ばかり描いていたように覚えています」・・・・・・・・「でも、あんまり沢山の作品は描かなかったようです」・・・・「一つの絵を丁寧に描き続けていたように思います」・・・・

 

 とても残念なことに、その時デジカメを持参していたのですが、余りの作品の素晴らしさに「写真撮影」するということさえ忘れてしまっていました。案内のはがきに印刷されていた作品とは全く「実物・原作」は異なっていました。大きさは4号ほどのサイズから50号くらいのサイズの作品まであった様に記憶しています。でも、ひとつとても残念なことがありました。「保存状態」が悪いのか、「保存に適した絵の具」を使用されていなかったのか・・・大事な絵の中に「えのぐの剥げ落ち」が見受けられたのです。とても「精緻」にかつ「写実的」に描かれていた作品だったので、その「マイナスポイント」は大きかったですね。H先生のお話では「父親の遺作なので大事に倉庫を借りて保管していますが、費用もかかるし、保存状態が悪いので、これから先、絵がどうなるか心配です」と話されていました。

 

 林綾野さんに手紙を出して相談したいのは、現代における「テオフィール・トレ」がフェルメールに対して果たした「役割」をH先生のお父さんの描かれたあの素晴らしい「作品群」のために人肌脱いでいただきたいと思っているからです。いや、私は自分の審美眼には自信があるのですが、一応、前段階として「林綾野さん」にその作品群を観賞していただきたいのです。そして、キュレーターとしての「仕事」として、【世に埋もれている日本のフェルメール展】のような企画を展開していただきたいのです。私の期待しているような評価をしていただけるなら、願わくば、早急に絵の「保存状態」を改善するサポートしていただけないかなあと思っているのです。

 

 実はH先生に相談したくて、今年に「年賀状」を出し、隅に「また、お父さんの作品展を開催していただけるような予定はないのですか」と書いたりしたのですが、先生からの返信は無かったです。旧職員さんに問い合わせると「学校」を異動されたとのこと。・・・・・ああ、そうか、それじゃなかなか大変だ・・でも、私は諦めていないんです。あの作品群をもう一度【観せて頂く】ことができるまで、H先生とのつながりは持ち続けたいと願っています。

 

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 林綾野さんの画家の描いた絵の様々な「食」の素材から、自分の独自の「空想力」「推量力」「推理力」「創造力」を駆使して「レシピ集」を導き出されるなど、素晴らしい魅力的な仕事をされています。展覧会の「企画」もそしてキャッチフレーズもとても新鮮で、この女性の「眼力」と「才能」と「企画力」とH先生のお父さんの作品群の魅力とがフィットすれば、あの「大塚国際美術館」で感じた、あの新鮮な驚きと、まだまだ観たりないという贅沢な悩みと、そして「新しい芸術作品」との出会いの喜びが味わえるのではないかと期待しています。一度で良いですから、一度、H先生のお父さんの作品を観賞してみてください。

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 H先生のお父さんのお名前は【新保義夫】さんというお名前です。この方の作品が、もっと芸術を愛する人々の目で観賞され、心にときめきを与え、驚嘆の声と感動のため息に包まれることを期待しています。きっと、それは「実現」されるはずです。近い未来に、あの感動をふたたびという気持ちで、もっとゆっくり味わって観賞できることを、とても楽しみにしています。

 

 

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by taira710 | 2014-02-05 23:52 | 人と人との出会い! | Comments(0)
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