「少年のこころざし」は大人にも持てるものであると信じたい!!

2014-03-03012.gif016.gif012.gif016.gif012.gif016.gif056.gif053.gif

 

 ひなまつり」の日に少年の心」を忘れることができない「大人」が向き合う現実・・・???

 

 6歳も年上の女房と39年間結婚生活をし続けてきて、家内が私の日常的な言動をチェックしていて、よく「お父さんは本当に子供やね!よく言えば少年の心を忘れていないとも言えるけれど、もう少し大人になったほうがイイと思うけど・・・・・無理な話かなあ!!」と66歳の亭主の耳に聞こえるように、よく独り言のように言っている。自分では家の中はいざ知らず、対外的には随分と「大人」を演じられているとは思っているが、・・・いつまでも「子ども扱い」されて、よく口論になることがある。そんなことを契機に「少年の心」って何なんやろ・・・?と興味を持ってしまった。どこまで話を展開できるか大した自信はないが、ブログのテーマとしてはかなり面白いと思う。

 

d0323161_19404669.jpg

 2月に投稿したブログで女優「Kate Winslet」(ケート・ウィンスレット)の主演していた「愛を読むひと」を絶賛して紹介させてもらったが、その際に、暫く彼女の出演している作品を中心に観賞してみたいと宣言していた。風貌からかなり「印象」が固定しやすいタイプの女優さんではないかなあと懸念していたが、彼女の持っている女優としての才能の幅は、私の想像を遥かに超えてしまうだけの【キャパ】があることを思い知らされてしまった。・・

 

私が新しく出会った作品は邦題「ネバーランド」(Finding Neverland)2004年製作で、ケート・ウィンスレットは脇役で、主演は名優「ジョニーデップ」と「フレディー・ハイモア」という少年俳優で「奇跡のシンフォニー」という作品では、見事に泣かされてしまったという涙の記憶がある。「フレディー・ハイモア」という少年は1992年生まれだから、作品では12歳だったが、もう今年22歳にもなっていて、随分と大人になってしまっている。今回の「ネバーランド」という作品のラストで見せるピーターという少年の流していた「涙」の純粋さ・輝きはもう、今のハイモアには演じることができないのかもしれない。

 

 あらすじは、あのウォルトディズニーの作品で世界的に有名になってしまった「ピーターパン」という戯曲作品を書き上げたイギリスの劇作家「ジェームズ・バリ」の生涯と実際に【ケンジントン公園】で知り合ったデイヴィス夫妻の4人の息子たち(本当は5人)との交流がテーマになっている。偶然の出会いからジェームズ・バリは未亡人となっていたシルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と子供たちと仲良くなるが、繊細な三男のピーターだけはなかなか心を開かなかった。母親のシルヴィアも不治の病に犯されていて、医者の治療を拒否し続ける。子供たちの前では「元気な母親」を演じ続けなければならないと語る。ジェームズはいろんな「創作的」なプランを立て、デイヴィス一家との交流を続ける。

 

ピーターは「大人の嘘はうんざりだ!」と言って笑顔さえも見せようとしない。父親が大好きだったピーターに周りの大人たちは「その内に元気になるよ」と嘘をつき続けてきた。父親が亡くなった悲しみ以上に大人に対する不信感もトラウマのように募らせていたのだった。それでも、交流を続け、ジェームズは子供たちのありのままの姿に接していてファンタジーの世界「ピーターパン」を結実させる。病の床に伏すシルヴィアの前で舞台演劇「ピーターパン」を上演し、「ここが、ネバーランドだよ!」と約束を守るが、母親も帰らぬ人となってしまう。悲しみにくれるピーターに対して、ジェームズは「ピーター、急いで大人にならなくてもいいんだよ。お母さんはネバーランドにいるよ・・想像してごらん」と伝える。ピーター少年の目には大粒の涙が流れ【お母さんが見えるよ!】と言葉にしてジェームズに伝える。ジェームズは大きな「父親の心」で少年を包み、強く抱きしめる。

 

 私は今回のブログで伝えたいのは「少年の心」についてである。私は多くの児童文学、多くの漫画、多くの小説を読んできたが、心に残っている「少年に向けた名言」は「少年よ,大志を抱け!」くらいしか知らない。札幌農学校のクラーク博士の「Boys、be ambitious」の日本語訳と言われているが、「少年よ、頑張れ!」程度の意味合いで言ったという説もあれば、この言葉には続きがあって【Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.】
少年よ、大志を抱け!金や私欲のためではなく、名声などと呼ばれる空しいものでもなく。人間として当然持つべきもののために大志を抱け・・・・・・でも、出典は不確かです。

 「愛」「恋」「友情」と言う言葉に対する名言は本当に多いです。でも、次の世代を引き継いでもらわなければならない【少年・少女】達に対する「心に残る」名言が少なすぎるように思います。確かにいろんな書物を読めば「いろんな名言」に出会うでしょうが、私は、この世に、今現在生きている少年たちに呼びかける「メッセージ」のような名言が無いものかなあと考えている。

 先日の中学校の支援クラスのお別れ会で、担当の先生が進学希望先の学校見学に行った際に、その学校の校長先生が話された言葉を引用されていました。その先生は進学希望の何百人という生徒に対して「私が学校に来て欲しい生徒はただ遅刻をしない生徒と学校を休まない生徒です。努力する生徒は勿論ほしいですが、努力するが休む生徒はいりません」と言われたそうです。・・・・・実際に聞いた3年生は全員が同じように「あの言葉は心に残りました!」と話していましたが、確かに学生は時間通りに登校して「勉強」することが本分ですから、極めて当たり前の言葉ですが、不登校の多い当世の若者に対する言葉としてはインパクトがあるのかもしれません。

 最近は少年犯罪も激増しています。「少年の心」が病み始めているということは、国家にとっては重大事です。余りにも「短絡的」な少年の行動・犯罪が目に付くことが多くなっています。それは、周囲の環境に「少年の心を乱す」要素のあるものが余りにも量産され、情報として提供され続けているからです。思春期の発現と共にますます「不安定要素」が拡大していきます。それに歯止めをかけるのが親の「愛情」であり、周囲の大人の「愛のある対応」でしかないと思っています。「自分が愛されていると感じること」・・・これほど少年期にとって大事なものはないのではないでしょうか。

d0323161_19410903.jpg

 2016年、ブラジルのリオデジャネイロで第31回の夏季オリンピックが開催予定されているが、そのブラジルで一番有名な作家は「パウロ・コエーリョ」である。そのコエーリョが1988年に出版した「アルケミスト(錬金術師)」という児童文学は、サンチャゴ少年の「夢を旅した少年」という副題の通り、様々な世界を旅して、様々な人たちと出会い、羊飼いを生業としていた純粋で素直な少年が、旅を通じて「心の温かさ」「愛」「思いやり」「友情」「信頼」「不屈の精神」など少年が大人として成長していくための【不可欠の要素】を学んでいく内容になっています。

 

 砂漠で出会った謎の老人がサンチャゴ少年に語ります「おまえが誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ」「お前が何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」・・・・・・宝物を求めて旅を続ける少年は・・・本当の宝物と人生にとって「とっても大事なもの」と「愛」を得ることができたのです。

 劇作家ジェームズ・バリは「創造力・想像力」を駆使することで「心豊かな」な人生を歩むことができるし、ブラジルの作家パウロ・コエーリョは本当に世界中を旅して、少年に「旅することの楽しさ」を勧め、その旅で出会う様々なことが「人間形成」につながっていく事を、物語の中で示唆しています。確かに、未熟な少年たちにとっては【短いセンテンス】ではなく「物語・ストーリー」が必要なのかもしれません。【名言】だけが少年たちの心に残っていくのではなくて、少年が一歩踏み出す勇気を持つことによって、体験を通じて学ぶ「心のひだ」こそが本物であると教えてくれているような気がします。

 「少年」は「ひとりの男」にとっての【過程】であるが、決して【忘れてはならない志】があることを忘れてはならない。人間として失ってはならないものがあるんだということを。

 私は、決して「少年」ではもはやないが、「少年の心」はいつまでも失わないでいたいと思う。あの怖さ知らずの【冒険心】未知に対する「好奇心」・・・そして何でも知りたがる「探究心」そして「知恵」を身につけることによって、「人生=人間を生きる」という旅を続けたいと思っている。
070.gif058.gif071.gif058.gif056.gif056.gif

 


[PR]

by taira710 | 2014-03-03 19:52 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
line

人生は旅、仕事も遊びも旅さえも旅気分で楽しもう!!


by PEACENIK平ちゃん
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31