人類には「休息」が必要です。余りにも生き急いでいます!!!

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 エケケイリア」の精神と・・・・【ベルリン・オリンピック】で示された国威発揚の精神・・・

2020年の「東京オリンピック」が開催される時は、どんな【日本】になっているのだろう・・・・?

 

 1964年に日本の東京で開催された第18回夏季オリンピックの時、私はもう17歳の高校2年生になっていた。あんなに夢中に【オリンピック】をテレビで観賞したことは、後にも先にもあの時が「ピーク」だった。特に、あの「東京オリンピックマーチ」が大好きで、入場行進の場面を何回観ても、その時のテンションに入り込めるほど、のめり込んでいた。

 あの時の東京では「東洋の魔女」が大活躍し、アントン・ヘーシンクが柔道の無差別級で優勝し、エチオピア人のアベベ・ビキラがマラソンで優勝した。円谷幸吉が3位に入り銅メダルを獲得したが、その4年後の1968年メキシコオリンピックが開催される年の19日にカミソリで頚動脈を切って自殺している。・・・・たった27歳でこの世に未練を残して死を選ばざるを得なかった事実に対して、同じく割腹自殺した三島由紀夫が次のような言葉を残している。

 「円谷選手の死のような崇高な死を、ノイローゼなどという言葉で片付けたり、敗北と規定したりする、生きてゐる人間の思ひ上がりの醜さは許しがたい。それは傷つきやすい、雄雄しい、美しい自尊心による自殺であった」と強い調子で批判し、最後に「そして今では、地上の人間が何をほざかうが、円谷選手は青空と雲だけに属してゐるのである・・と締めくくっている。東京オリンピックからの4年間に、彼は人間として耐え難い【屈辱】と「悲運」を味わっている。まず、自衛隊体育学校の校長の異動と「特別待遇」の見直し、さらに信頼していた仲間の転勤、多分、一番堪えたのが、新任の校長がメキシコオリンピックまで「婚約」は認めないと婚約者との婚約破棄に追い込み・・・・そして、自殺した年の正月に元婚約者が結婚したニュースを耳にしているという悲劇である。

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 「オリンピック」には魔物がいる・・・と言われ続けているが、オリンピックに【魔物】がいるのではなく、オリンピックを取り巻く人間の心に【魔物】がいるということがよく見えてくる。【肝心なときにころぶんですよ】と不用意に発言する元・どこかの国の首相・・・それに対してわずか23歳の女性が「ちょっとは反省されているんじゃないでしょうか」と切り返す大人の発言。高梨沙羅ちゃんの涙をこらえながらインタビューに応えている凛とした表情と・・・2020年の東京オリンピック誘致に大活躍した前東京都知事の5000万円の弁明の際の汗・・・・・選手はただオリンピックを目指し、オリンピックでメダリストになりたくて、人の何倍も【努力】しているんです・・・・・・そんな当たり前のことさえ見えない人間の心に「魔物」がいて、とんでもない不用意な発言をしたり、不必要なプレッシャーを与えたり、コンディション調整を不調に終わらせたりするんです。・・・・・皆さんも、そのように思いませんか。あのスキージャンプの高梨沙羅ちゃんはまだ17歳ですよ。「後ろからの風にたたかれて、落ちてしまったと思いますね」「本当に実力があれば関係はないと思うので、実力が足りなかったのだと思います」とコメントして泣き言ひとつ言わない、あの謙虚さ・・・・・・何でも人のせいにする政治屋軍団との、この人間力の差・・

 ついつい夢中になってしまって、今回のブログの本論から外れていってしまいそうです。私は「日の丸」が掲揚されると胸がジーンとしますし、日本人選手だとかなり真剣に応援します。ソチオリンピックで一番応援したのは「カーリング」でした。あの計算しつくされた「テクニック」は本当に見ごたえがありますし「駆け引き」には堪らない魅力があります。そして、【君が代】が演奏されると感激します。自分は本当に【日本人】だと強く思います。でも、昨今の世界情勢を見ていると、一体人間はどこまで同じことを繰り返すんだと憤りを感じてしまいます。

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 オリンピックを【国威発揚】の世界に変えてしまったアドルフ・ヒットラー・・・が開催した【ベルリン・オリンピック】・・・競技場は観客が「ハイル・ヒットラー!」とナチス流の敬礼をし、世界初のテレビ中継がされ、【聖火の演出】がされ、巨費を投じての施設・選手村の建設がされ、その全てが記録された「美の祭典」「民族の祭典」として女流監督レニ・リーフェンシュタールが記録映画「オリンピア」を製作した。ベネチア映画祭で金賞を受賞するできばえで、私も過去にその一部を観賞したことがある。先日、レンタルビデオ店のGeoで「オリンピア」の在庫があるか確認したが、レンタルしておりませんとの返事だった。とても残念だった。

 私は、何事も「原点」を振り返るべきだとよく思う。オリンピックの原点とは何か・・・それは国威発揚して「国家間の対立」をより顕著にすることでは決してないと思う。莫大な金をかけて、莫大な利益を上げることでもない。やはり「スポーツ」と「政治」とを分離させて、純粋にスポーツの感動を送り届けることによって、人々の心に本物の「国境を越えた信頼感」を取り戻せるようにすること、そして、「紛争」「戦争」「侵略」「冒涜」「ヘイトスピーチ」などがいかに悲しくて非人間的なことであるかを知らしめることだと思っています。参考に記載しておくと1964年当時で、施設設備費約164億円、大会運営費94億円、選手強化費用23億円、しめて281億円かかったそうです。1998年に開催された長野オリンピックは総額5485億円かかっています。その内、施設建設費・関連道路建設費の総額が4429億円かかっています。皆さんは2020年の東京オリンピックまでに「国土強靭化計画」と並行して、どれだけ莫大なお金が投資されるか予測されていますか。1000兆を超えた日本の借金・・・・・

 紀元前9世紀から紀元後4世紀にかけて古代ギリシャで行われた「競技大会」はエーリス地方や「オリュンポス」で4年に1回行われていました。それを「オリュンピア祭典競技」と呼んでいて、それが「オリンピック」の語源になっています。五輪(オリンピック・シンボル)は1920年のパリで開催されたIOC創立20周年で公表された。考案したのは近代オリンピックの創始者「ピエール・ド・クーベルタン」である。五輪は世界五大陸(南北アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア)を表していて、「青・黄・黒・緑・赤」と「白」で世界中の国旗を描くことができる「色」だからとしている。その他にも「水の青」「砂の黄色」「土の黒」「木の緑」「火の赤」を意味し、「水分・体力・技術・情熱・栄養」というスポーツの五大鉄則を表しているともいわれるが、どうも「後付」の印象がある。

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 その古代オリンピックでは、勿論、ギリシャ帝国も様々な植民都市が戦争を起こしていた。しかし、それでもギリシア人はこの「オリュンピア祭典競技」を格別に神聖視し、大会の期間およびそれに先立つ移動の期間、合計3ヶ月ほどをオリュンピア祭のための【休戦期間】に挙げた。この休戦協定を「エケケイリア(神聖な休戦)」と呼んで、数多くのギリシャ植民都市が参加した。ただ、オリュンピア祭典競技会はゼウスが「男神」であるため、「女人禁制」だったという。何と頑張り甲斐がないことよ!!でも、この「エケケイリア」はとても大きな意義をもっていた。ところが、394年、テオドシウスが「オリュンピア祭禁止令」を発令し、古代オリンピックの歴史は幕を閉じてしまった。いずれにせよ、神話に残る競技会は、さまざまな事情で断絶し、その後、1896年、フランスの教育者だったクーベルタン男爵の提唱により、第1回「アテネオリンピック」が開催されるまで、歴史の中に埋もれてしまっていた。

 「エケケイリア」は、改めて記載するが「神聖な休戦」である。人類はそろそろ「戦争」が犯罪的な行為であることに気づくべきだし、庶民は【戦争】なんてしたいとは少しも思っていない。私たちが「選挙」という手段で選んだ「政治に携わる連中」の「とんでもない輩」が戦争が引き起こそうとする。・・・・エケケイリアはもうすでに「戦い・戦争」があることを前提としているのが悲しいが、「戦うことを止めない人間」にその愚かさを気づかせるためには「休戦」は不可欠な期間であるとも言える。

 戦争には「休戦」が必要である。オリンピック参加選手には「休息」が必要である。

 政治家には「休心」が必要だし、野菜には「休閑」が必要である。

私には「休暇」と「休肝」が必要だ、でも、ブログ「休載」はしないつもりです
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by taira710 | 2014-03-08 07:39 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
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