世界遺産は人類の創造した歴史・・教訓が生かされているのか??

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 【世界遺産】って人類全体の「財産・宝」って意味を持っているのに・・・・どれだけすごい【遺産】が地球上に存在していることを本当に知ってますか?

 

 

世界遺産センターが公表している【登録基準】には10の項目が記載されています。その内の1から4項目までは建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計などの「文化遺産」に関する基準です。

1. 人類の創造的才能を表現する傑作

2. 建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値感の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

3. 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠

4. 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、技術の集積または景観の優れた例

【文化遺産】以外に「自然遺産」「複合遺産」の基準があります。

 

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 何故、今、世界遺産なのか・・・・・実は「世界遺産」にはかなり関心があるのですが、世界中の国々が【世界遺産】への登録申請を行い、日本だけでも昨年6月に「富士山」が「自然遺産」としてではなく、「信仰の対象と芸術の源泉」という意味合いで「文化遺産」として登録され、その数は「17」にもなっています。2013年現在、世界遺産は世界中で【962件】登録されています。1年に9箇所訪れても、100年以上かかるんですから、自分の人生で体験することは、もはや「不可能」です。でも、人それぞれの【価値判断】「美意識」から考えて、「是非、ここには行ってみたい!」と思わせる凄い「遺産」が存在していることも事実です。

 

 また、昨年12月に「和食」も「ユネスコ無形文化遺産」として登録されたニュースが伝わってきていました。無形文化遺産は「民族文化財」「フォークロア(民間伝承)」「口承伝統」などの無形のものを対象としていたのですが、何と「食の文化」の料理も無形文化財の「範疇」に組み込まれたということです。日本人にとっては本当に「誇り」と感じて良い事だと思います。和食が無形文化遺産に認定された根拠には勿論「栄養バランス」「多様な食材」などの評価がありましたが、私が日本人として普段から家内の調理する【日本食】を食べていて、「自然の美しさや季節の移ろいの表現」、「年中行事との密接な関わり」という側面においても【評価】されたということは、とても嬉しいことだと感じられます。和食の真髄は正にそこにあると感じているからです。無形文化遺産に関しては、詳細な定義は転載しないですが、【Masterpieces】(傑作)と言う表現が使用されていて、まさに「食の傑作」が【和食】であると世界中で認定されたに等しい評価だと言えます。

 

 ただ、やはり悲しいことに、多くの国が【国境】というものに隔てられていて、国境をまたがって存在する「遺跡」などは、「世界遺産」の趣旨に反して「地国の固有性」を主張しあい、結局【国際紛争】の火種になるようなことも起こっているのです。ただ、日本が今、申請準備をしている数々の地域の思惑も、結局のところ、「地域の活性化」「経済的展望」という面の目的意識が強く出ていて、「富士山」でも、世界遺産に登録された途端に、登山希望者が殺到して、希望者の制限とか「入山料の設置」などが施行され始めているということですから、それは「熊野古道」にしろ「石見銀山」にしろ、その経済的効果には絶大なものがあるように感じています。

 

 まあ。なにはともあれ、日本には17箇所の文化遺産・自然遺産があり、【和食】も無形文化遺産として承認されました。その中で「法隆寺」「姫路城」「古都京都」「原爆ドーム」「厳島神社」「古都奈良」「琉球王国のグスク及び関連遺産群」「知床」「富士山」は訪れたことがあります。後、日本の世界遺産でどうしても訪れてみたいのが「白神山地」「白川郷・五箇山」「小笠原諸島」「屋久島」です。

 

 ところが、私は時々、NHKの【シリーズ世界遺産100】という番組を観ていますが、その中には、本当に信じられないような「文化遺産」「自然遺産」が存在しています。私の所持している「電子手帳(Sharp Brain)」にも「世界遺産100選」が収録されています。その一つ一つをチェックしていくと、過去の人間が作り上げてきた「文化遺産」に改めて驚愕させられてしまいます。【自然遺産】は母なる「地球」という不思議な惑星と宇宙が作り出す【自然】の織り成す景観美であり、自然の不思議ですが、それと比して、人類いや、もっと小さい単位の「人間の集団」が[創造してきた物]は、それは、時の権力によってなかば強制されたものかもしれないし、宗教が内包している人間の意志を突き動かす力に左右されているのかも知れないが、それは、平凡な現代に生きている人間、あるいは[機械]「重機」などの機動力を当たり前のように使える時代とは違って、「人間集団の驚くべき集積力・肉体労働」によって作り上げられているものが余りにも多いことに気づかされて、[唖然]とさせられてしまいます。

 

 文化遺産はモン・サン・ミシェルに代表されるような[教会]、ベルサイユ宮殿に代表されるような[宮殿]クロンボー城に代表される「古城」、中国の明・清時代の「皇宮群」、プラハやイスタンブールやドゥブロヴニクに代表される[歴史のある街並み・旧市街]・・・・私が2009年10月に一人旅で訪れたネパールのカトマンズ・バクタプルも本当に「歴史」を感じさせてくれる素晴らしい街だった。あの時出あった[みやげ物売り場の女性店員さん]は結婚して幸せになっているだろうか・・・2007年に訪れたタイの「アユタヤ遺跡」もまた素晴らしかったし、2006年に、これも一人旅で訪れたカンボジアの「アンコールワット」も世界遺産としての存在感が厳然としてありました。バイクによる観光案内をしてもらっていたので、団体旅行ではとても行けない【穴場】に連れて行ってもらったりして、「独創的な旅」だった印象が強く残っています。

 

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 つい、先日「シリーズ世界遺産100」でエチオピアの【ラリベラの岩窟教会群】のことが紹介されていました。1978年には文化遺産として登録されていますから、世界遺産について詳しい人にとっては周知の知識かもしれませんが、その映像を見て、本当に驚いてしまいました。大きな大きな岩山を人間が刳り貫いて作り上げているんです。教会の建物の中も刳り貫いて、中には部屋が作られ、それが続いているんです。建造された正確な年代は不明とされていますが、ラリベラ王が君臨していた12~13世紀だと推測されています。特に「ベテ・ギョルギア」という聖堂は、上から眺めると「十字」になっていて、他の聖堂とは「孤立」している不思議な存在感を示しています。現在でもキリスト教徒の多くが「エルサレム」同様のキリスト教の【聖地】として巡礼に訪れているのです。民衆の心と密着している文化遺産と言えます。

 

 もうひとつ紹介しておきたいのが、トルコの首都イスタンブールの東1200Kmの荒涼とした山岳地帯に存在しているネムルト山の遺跡群です。19世紀後半オスマン帝国軍が行軍中、山頂付近で偶然人工的な建造物を発見、1881年ドイツ出身の技師カール・ゼシュターによって本格的な発掘調査が行われ、紀元前1世紀に繁栄したコンマゲネ王国の「マンティオコス1世」の墓と石像群でした。ペルシャとマケドニアの芸術が一体化、東西の文化の融合が見られると評価されている【世界遺産】・・・・・この目で確かめたいですね。

 

 本当に「世界遺産」のそれぞれがとても魅力的な存在感を示しています。人間が創り出してきた「文化遺産」・・・人間の秘めた「想像力・創造力」・・・それが、人間がこの地球上に住んできたあらゆる場所に「存在」しているのです。何と人間は逞しく、権力者は何と苛酷な労働を課し、そして歴史はその「儚さ」を物のみごとに証明しています。どんなに強大な「権力」を持っていようとも、たかが人間の一生における権力の「栄華」なんてものは「つかのま」なのです。国境紛争を起こしても、1000年後にはそんなもの無いに等しい時代になっているに違いありません。もっと大きな視野で「人類の歴史」を考えましょう。「世界遺産」はきっとそのようなメッセージを人類に送っているのだと思います。
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by taira710 | 2014-03-09 13:48 | 人生をいかに生きるか! | Comments(0)
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