相撲取りの女房、将棋士の女房・・・相撲好きの女房の生き方は???


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 「相撲観戦」をしている女房は・・・・何とも厄介な「親衛隊」になる

    スポーツ音痴のこの女が・・・・・「相撲」に惹かれる理由・・・???

 

  私の67年間の人生で一番熱中したスポーツといえば、多分「相撲」と答えないといけないほど、10代前後の私はテレビの「相撲中継」に熱中していた。他に夢中なったスポーツと言えば、東京オリンピックの「体操」「バレーボール」シドニーオリンピックの高橋尚子のマラソン、ドーハの悲劇のサッカー、松岡修造・伊達公子時代のウインブルドンテニスとそれこそ凄いレベルのスポーツ場面が思い出されるが、力道山のプロレス中継以上に「栃錦VS若乃花戦」にまさに無我夢中になっていた。私は今でも決して相撲が嫌いなわけではないし、若い頃は友人と相撲をしても、そんなに簡単に負けるようなこともなかったし、相撲自慢している人にも勝った記憶がある。人間にとって「腰の強さ」がどれだけ大事かは小学校高学年時代から自覚していたように思う。

 

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 「栃錦」や「若乃花」が活躍した時代は1951年5月場所が『初対決』だから、私が4歳の時から相撲対決していたかと思うと、「そうやったんや!」と特別な感慨がある。栃錦は1954年9月場所後に第44代横綱に昇進している。若乃花は1958年1月場所後に第45代横綱に推挙され昇進している。4年ほどのズレがあるが、二人の対戦成績は栃錦の19勝15敗という記録が残っていて、その全てを観戦したわけではないが、その全てが「大熱戦」になっているのが凄い!「優勝決定戦」「千秋楽全勝対決」「水入り再戦」など、まあテレビの前で日本人がどれだけ興奮したことか!あの当時、心臓がドキドキして苦しかった記憶がある。栃錦は東京府葛飾郡の出身,身長178センチ、体重132Kg、若乃花は青森県出身、身長179センチ、107Kgながら「土俵の鬼」と呼ばれていた。未だに「栃錦・若乃花=栃若時代」は史上最高の「黄金期」と呼ばれているほどです。ああ・・・・・未だに目に浮かぶ。あの二人の輝いていた体躯がぶつかり合い、技を次々と繰り出しては凌ぎ合い、大興奮の中で勝敗が決まる・・という、どうしても「決着」を付けなければならない「勝負」という世界の厳しさ。

 

 そんな興奮の坩堝に多くの日本人を巻き込んだ二人の相撲取りには、それぞれに「悲しい裏の人生」が存在していたことは、もう忘れ去られてしまっている。若乃花は青森のリンゴ園農家の10人兄弟の長男として生まれたが、1934年の「室戸台風」で破産的な被害を受け、北海道に移住、1946年の巡業相撲に飛び入りで参加して、数名の力士を倒して見せた。その後の花籠親方の目に留まり入門、その才能を大いに発揮して昇進していった。しかし「愛児の名を記した数珠を下げた名力士」と呼ばれた原因となった「取り返しのつかない悲劇」に襲われている。1957年には日活映画「若ノ花物語・土俵の鬼」に出演している。ちなみに「若ノ花」から「若乃花」にこの年以降に改名している。栃錦も「体調不良」に泣いたことがあるし、1959年7月場所では、祝宴の場に駆けつけようとした父親が交通事故死する不運に見舞われている。まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」ということなのか。人間には「気迫」の背景には、無言のまま悲しみに耐えなければならない時があるということなのか。

 

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 国技である「相撲史」には枚挙に暇がない様々なエピソードがある。でも、今回のブログはそれがテーマではない。家内の和美さんの小中学校時代の「観戦スポーツ」といえば「相撲」しか無かったと話していた。テレビの画面に島中の人たちか夢中になっていた。力道山の登場するプロレス中継もあったが、さすがに女の子で興味は無かったようだ。宇和島には「相撲巡業」が来たことがあり、その時の様子はよく覚えていると話す。確かに相撲取りの名前が記したカラフルな『のぼり』が数多く立っている景色は壮観だった。宇和島は『闘牛』でも有名だし、歴史も古いので、四国ではかなり「中心的」な都市だったが、今は観光客誘致に必死で尽力しているらしい。ただ、養護施設の職員を長く続けていて、友人とルームシェアをしていた20代の時期は文化住宅にはテレビが無かったので、相撲観戦の空白期間があったようだ。だから、読書会や研究会の集まりがある時、森之宮の労働会館などでは夢中で「相撲中継」を観戦していたよと話していた。まさに「テレビジョン」が「神器」だった昭和時代を思い出させてくれるエピソードだ。

 

 そんな和美さんは、年に6場所ある「相撲中継」の時期になると生き生きしてくる。テレビの前に陣取り手早く「酒の肴」を作って、温かい時期はプシューと缶ビール、冬は人肌の温度の燗酒を準備して、画面を食い入るように見ている。贔屓の力士が登場すると「頑張りや!」と声をかけるし、負けると悲鳴に似た声を出して「ああ〜!」と残念がる。相撲は「時間いっぱい」までの時間が何回かあって、落語で言うところの「間」が設けられていて、本番まで盛り上がりを作るようになっている。その時間帯の和美さんの言動がまた面白くて仕方が無い。

 

 画面には土俵の周囲には大勢のお客さんが映っている。今、5月場所が両国国技館で開催されているが、仕切りの時間帯に何を言うかと思えば、例えば先日のこと・・・かなり年配の男性が「砂かぶり席」の後列に陣取っていたが、真っ赤なジャンパーを着用していた。その姿を見て「もう、いい年なんやから、そんな色着ても似合わへんよ!」と言ったり、特に女性の服装に関してはうるさく、「まあ、この女(ひと)ええ和服着たはるわあ!これは高いわ、どこの女将さんなんやろ?」とか「この服は砂かぶりで着る服違うわ、全国放送されているんやから、ちゃんとせな!」と辛口批評が続く。私が「ああ、大村崑ちゃうん?」と言ったりすると「もう、今頃気づいてんのん。大村崑は相撲の大ファンやから、いつも砂かぶりで観戦してるやん」と言われてしまう。

 

 「結びの一番」が終わって相撲中継が終わってしまうと、寡黙な女性に戻ってしまう。ただ、贔屓の力士が負けてしまうと、かなり不機嫌さが残っていて、「夕食」の時間が続いていて、もう一品おかずが欲しいなあと思って「和美、○○作ってや!」なんてうっかり頼むと「知らん!知らん!」と相手にされないことがある。私が「相撲取りの誰が好きなん?」と尋ねたりしたら「何で言わなあかんのん!」と拒否的だし、相撲観戦の様子で大体推測できるので「まずは日馬富士(はるまふじ)やろ、それから男前の遠藤やろ!」と推測して言うと、なんやかんや言って否定しようとする。もう何十年も付き合ってきているので『寺尾』「若島津」「魁皇」などいろいろと名前を出すも答えてくれない。私は今「稀勢の里」が大好きだが、「俺はあのふてぶてしい顔が大好きやねん、遠藤なんて若造いてもうたれ!」なんて声援すると「どこが良いの?あんな可愛げのない顔嫌いやわ!」と相手にしてくれない。

 

 家内の和美さんの集中振りを見ていると、私の若かりし頃を思い出してしまう。私も贔屓の力士を「くそみそ」に言われると、本当に腹が立った。人が変わったように夢中になっている姿はユーモラスで、私は「相撲中継」半分、「和美さんのリアル中継」半分を酒の肴にして楽しんでいる。一度、『大阪場所のときに、府立体育館まで相撲見に行こうな!』と誘ったことがあるが、「そんな簡単に席取られへんし、テレビの前で好き勝手に言いながら観てんのが一番やわ!」と言っていた。「酒もビールもただで飲めるしな!」と言ったら嬉しいそうに笑っていた。

 5月25日の千秋楽まで熱戦は続く。私がテニスのDVDを観戦していると「どうしてそれが面白いか分かれへんわ?球をあっちへやったりこっちへやったりしてるだけやないの?」「相撲は男と男のぶつかり合いよ!迫力が違うねんけど!」と絶対に相撲のほうが面白い観戦スポーツだと確信しているようだった。相撲観戦は彼女にとっては年6回、15×6=90日間も楽しむことのできる最高の「健康の秘訣」なのかもしれない。数年前「八百長事件」や「しごき問題」でニュースになったが、「私は本気でやってる人はすぐに分かるから、これからも応援すんねん」と言っていたが、彼女のひいき力士が活躍し、楽しい夕食時間が持てるように期待している。

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 昨夕、5月18日の中日、今人気沸騰中の「遠藤」と私の一番のひいき、ふてぶてしい表情がなんとも魅力的な『稀勢の里』との大一番があった。結果は・・・・大関の勝ち・・・相撲解説者が遠藤の戦いぶりを批評していた・・・・確かに、面白い。力強い日本人力士いでよ!!!

 

PS:添付した『戦後の大相撲番付表:手賀沼通信』はインターネット検索していてヒットしたが、なかなか興味深い。40名の力士すべて知っている。

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by taira710 | 2014-05-19 21:25 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
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