カラスの正体を知っている人間はきっといないのだ・・・それは

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 「カラス料理」って食べたことありますか?

 カラスは「黒い」だけで「偏見」を持たれている存在じゃないの? その正体は?



 私の通勤途上にはあちこちに「カラス」がいる。雑草が刈り取られた安威川の土手には、カラスの集団が餌を啄ばんでいる。今朝は「夫婦もの」なのか、仲良く餌を啄ばんだりしていたが、その2羽が突然、ちょこちょこと歩き出し、橋の下の日陰に入ると「休息」を始めた。「へえ〜、カラスって太陽の光を避けたくなることがあるんや!」とちょっと驚いてしまった。学校でもよくカラスを見かけるし、先日はいつも掲揚している日の丸の旗の「掲揚ポール」のてっぺんに偉そうに止まっていた。そばに行っても、こちらの「行動パターン」を観察しているようで、鳩や他の鳥のように「臆病な素振り」を見せない。それが、またふてぶてしくてムカツクことがある。

 そんな印象を普段から持っている時に、先日、テレビで「カラス肉を使ったフランス料理」というキャッチフレーズで、茨城県のフランス料理のシェフが「ジビエ料理」よろしく、「カラスの胸肉のポワレ」とか「パイ包み焼き」をかなりいい値段で提供している様子が放送されていた。人間の「先入観」なんて相当なもので、あの黒い羽をむしり、肉をそいでも「食欲」がなかなか沸きそうにない。丁度、娘のTOMOKOさんとテニスをしている時に、大きな声でカラスが鳴いていたので、その話をしたところ、「ええっ、気持ち悪いわ!わざわざカラス食べんでも良いと思うけど!」とゲテモノ趣味はない様子。でも、テレビでは取材していたスタッフが実際に試食して、かなり美味しい料理だと報告していた。

しかし、よく冷静に考えてみれば、戦中戦後の「食糧難」の時代に、「カラス」を食料の一部として見なさなかったなんて考えられない。フランスではかって一般的に食べていたようだし、調べてみると、日本でも茨城県の一部の地域では、戦後、かなり「食用」としてカラスを狩猟していたようで、現在でも狩猟期間も11月中旬から2月中旬までと決められているようだ。

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 正直、私は「カラス」に関してよく知らない。ただ、あまたのカラスのブルーネットをかいくぐる「ゴミあさり」をよく見かけるので、カラスの主食は「ゴミ」、カラスの肉はゴミからできているという「偏見」からなかなか離れられない。偏見は助長したくないので、念のために記しておきたいが、茨城県のフランス料理店で提供しているカラスは「ハシボソカラス」という種類で、山で暮らしているカラスで、天然の餌や果実を食べているので、安心して食べていただけますと謳っている。私は一体カラスの何を知っているんだろう・・・ちょっと「点検」してみたくなってきた。そもそも「目つき」が気に入らない。文鳥のように可愛くもないし、鷲や鷹のように「鋭い」という印象もなく「狡猾でずるい」という印象を持ってしまっている。ここまできたら「偏見」としか言いようがないほどだ。

 かなり以前に、題名は忘れてしまったが、確か「忍者もの」の映画だったと思うが、その中に、なんとも迫力のある「カラス天狗」が登場してきて、それも表情が悪者そのもの、未だにその「悪辣な表情」を覚えている。ネット検索すると、そのときの印象と似通った「からす天狗」の画像が見つかった。こんな愛想のない表情好きな人いますかね?・・・・・「カラスなんてなかなか好きになれないよね!」

 ウィキペディアで調べたことをごちゃごちゃ転記しても面白くもなんともない。でも、ウィキペディアの記事を読んでいて、私がとても「面白い」と感じたことを、自分の人生とともに語ることは良いと思う。かなり広範囲の分析がされてるのが、ウィキペディアの特徴だが、いや、「執筆者」はなかなか幅の広いさまざまな角度からの視点で「分析」しているなあと感動することがある。

 さて、皆さん・・・「日本には」いや「世界には」どれくらいの種類の「カラス」がいると思っていますか? さらに、皆さんは「天狗」という言葉を聞くと、当然「長くて高い赤鼻」をしているあの天狗を想像されるでしょうが、まずは驚きの第1歩、数々の物語でインプットされている「天狗」は「近代以降」に主流になっただけで、それまでは「猛禽類」(ワシ・鷹・はやぶさなど)の姿に似た天狗であることが普通だった。カラスは決して猛禽類ではないが、空を自由自在に飛ぶことができたことから、漫画の世界では悪漢役の「カラス天狗」として創造されてきたように思っている。でも、本当の源流はインド神話の「カルラ」という巨鳥で金色の翼を持ち、火焔を吐き、「龍」を常食としている、スバ抜けた存在らしい。「龍」を食べる妖怪とはよく考えたものだと感心する。

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 確かにカラスは頭が良いと思うことが多い。まず「大騒ぎ」しない。いつも冷静に様子を観察しているし、高いところから「俯瞰」する姿勢を常に見せている。昔、読んだ「イソップ寓話」に「カラスと水差し」という話があります。旅を続けていたカラスは喉がカラカラです。偶然、地上に「水差し」があるのを発見しました。中を覗いてみると「水」があります。嘴をいくら突っ込んでも水に届きません。必死に考えても考えても・・・その時、閃きました。そばに落ちていた石をくわえては「水差し」の中に入れていきました。すると次第に「水位」が上がり、水を飲むことができたんです。この話を最初に聞いたとき以来、カラスは「頭が良いんだ!」という理解はどこかでさせられているような気がします。それにしても、現代でも、「牡蠣の殻」を上空から落下させて割って食べたり、胡桃(くるみ)を自動車に轢かせて割ったり、「貯食行動」や滑り台をすべる、電線に逆さまにぶら下がるなどの「遊戯行動」も観察されています。

 鳥類の中ではずば抜けて頭が良いとされている「カラス」を科学的に立証できる指標があれば面白い。1973年にハリージェリソンが提唱した「脳化指数」という考え方は、「脳の重さ」と「体重」から

EQ=「定数」×「脳の重量」÷「体重」3/4乗

で算出される値で、動物の「知性の指標」として考案した。その中で、いろいろ「知性」が「脳の重量」に必ずしも比して高いとは言えないが、他の動物と「比較」して意義のある指標とされている。その指標で比較するとカラスはニワトリの5.3倍高いし、犬や猫と比較しても高い数値を示している。しかし、中には「チワワ」が犬種の中で一番高い数値を示したり、いくつかの矛盾も当然示しているようだ。でも、「なるほど」と納得できる部分もある。

 日本には「留鳥」の「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」の2種があり、何と「渡り鳥」の「ワタリガラス」が北海道に来ますし、九州には「ミヤマガラス」「コクマルガラス」が飛来します。他にも2種類が確認されていて、日本では計7種類のカラスが観測されています。

 アメリカではニワトリの卵を食べることは「サルモネラ菌」が常在しているので「禁止」されていますが、日本では「卵かけご飯」はご馳走になっています。それはカラスが「食用肉」として認可されていることと「理由」が共通しています。それは「日本はとても衛生状態が良好」だということです。帯広畜産大学の「食肉科学」の専門家による検査では、野生の「カラス肉」は微生物・病原菌は一切検出されないし、「鉄分」も多いし「低脂肪高たんぱく食」であることが立証されています。

 東京だけで、年間1万7000羽が「捕獲駆除」されています。東京のカラスはさすがに何か体内に「雑菌・病原菌」を保有しているようで怖いですよね。今後も食べようとは思わないですが、日本では「ミヤマガラス」「ハシボソガラス」「ハシブトガラス」は鳥獣保護法によって原則として「捕獲」が禁止されているのです。だから「適切な方法」で捕獲した「カラス」しか食べることができないということです。

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 「カラス」は世界中で生きていて、それぞれの国での「歴史」と「評価」があります。日本では神武天皇の時代から「吉兆」を占う鳥とされています。「家紋」として利用している「家」もあります。私がかつて読んだ大作、JRRトルーキンの「ホビットの冒険」や「指輪物語」にはRavenワタリガラスが登場します。太陽神アポロンに仕えていたカラスは「白銀」だったが、密告・虚偽のかどで怒りをかい、一生喪に服すように「漆黒」に羽の色を変えられてしまった。鳥葬の時代には、「死の穢れ」を祓ってくれる存在として尊重された・・・・でも、多く「死の予兆」としてとらえられることも多いし、「死肉をあさるイメージ」はなかなか拭いさることはできない。

 ・・・・もう正直疲れてきました。もう「カラス」に関するエピソーとはキリがありません。本当に「カラスの正体」は何なんでしょうか?・・・「カア〜」「アホ〜」・・・


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by taira710 | 2014-06-04 23:33 | 人生こそ旅の連続!! | Comments(0)
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